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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/03/13 

Vol.560 「赤ひげ大賞授賞式・レセプションへの道 part Ⅴ 随行記」

執筆 院長 小林真哉

前号に引き続きますが、控室から関係者に誘導されて授賞式会場へ我々随行者が先に移動です。
会場入り口には居ましたね~SP達が…手荷物検査・金属探知機によるボディーチェックが行われそれぞれの指定された場所に着席です。 
ここから先はセキュリティーの関係で約一時間着座にて移動は原則禁止です。
会場内には一部は防弾・防刃様と思われる黒いカバンを持参した屈強なSPが多数配置されていました。
まずもって、職業柄でしょうが目つきが半端ないので、式途中で私のおなかが痛くなったらどうなるのやらと想像しながら待つこと10分ほどで授賞式が開始されました。
赤ひげ大賞の意義の説明や選考過程の説明の後、各受賞者の紹介スピーチです。
舞台上の早川先生は心なしか緊張気味ですが、私は隣の早川夫人と私が『早川先生のスーツと靴はNO.1ですね』と話し、『小林先生のアドバイスのおかげですよ!』なんて終始、リラックスモードです。
いよいよ早川先生の受賞の順番です。
当名前が呼び出され、数分の業績をまとめたVTR上映後、賞状・盾・記念品を受け取り受賞記念スピーチです。
ここでは、早川先生なりの私へのサプライズでしょうか?
皆への感謝やこれまでの経緯を自ら話されるわけですが、
その話の下りの中で、『…このように私は、地域の健康と命を支える仕事を邁進してまいりました。そして、今…』
この後、なんて言われたと思います?
『そして今日もこの会場に来ています私の後継者の小林病院長が防災の観点も加えて地域を守っています』とコメントされたのです。
ありゃ…“降り注ぐ想いで人々の心を波立てたい”は私の信条ですが…
私の心は波立ったわけです。
早川先生曰くの“おもうつぼ”何でしょうけど。

各大賞受賞者の挨拶と功労賞受賞者の紹介が終了すると、石破総理大臣の到着会場入りのアナウンスがされ、部屋の中の雰囲気・人員配置が変化しました。
国会予算委員会中でもありますので総理も分刻みの移動ですが実参加してくださいました。
演台の左右に後方・半ば・前方にSPがさりげなくかつ効果的に盾に入り万全の体制保持でした。
石破総理のお話も赤ひげおよび時事ネタを絡めた素敵なお話で、時の総理大臣のお話を間近で聞けたのもとてもいい経験になりました。
ちなみに、石破総理はかつて総理になる前ですが、足助の診療圏に何度かいらしています。
つい先日も、私の外来患者さんに2ショットの写真を見せていただきました。
無事、授賞式も終わり、受賞者は記念撮影ですから休む間もありませんが我々は30分休憩です。
次号コラムは、レセプションの情景をお届けいたします。
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