早川先生の『1996年に足助病院に奉職しまして…』とのくだりを聞いて、1992年に医師を奉職した私のキャリアーとほぼ同じ期間を足助病院で過ごされている赤ひげ先生の言霊には心に沁みるものがあります。
足助の赤ひげが授賞式・レセプションで紡いだ言葉と自らを照らし合わせてみました。
赤ひげ『若いころはITが好きでして…様々な企画運営してきました』
私自身もこちらに関しては負けておりません。若いころからデータ解析やプレゼンテーション・動画編集などが好きで様々な試みを行っておりました。
赤ひげと違いスケールが小さく、自らの世界に留まっていたことを反省しています。
赤ひげ『田舎が生き残っていくためには、医療福祉、生活介助…にまで』
私は赤ひげの後任として〝医療・福祉・介護をシームレスに繋ぐ医療サービス提供〟を理念に病院運営をしておりますが、これにオリジナルの防災・減災の観点での〝将来に繋がる財産を守る〟を加えて成長させています。
赤ひげ『医療から遠ざかり…‥結果、多くの人と交流が生まれた』
私は、常々職員にを〝院内外の多職種連携、異業種連携〟を呼び掛け、自らも様々な領域の方と(マスコミ・音楽・映像・経済・流通…)交流してます。
赤ひげ『地域・豊田市・愛知厚生連・職員に感謝…‥』
赤ひげ『ずっと開かれた病院、地域の人と共に…‥』
ここに関して私と共には、現在・過去・未来、普遍の真実なのだと思います。
レセプションでは選考委員の医学部生との質疑応答がありました。
赤ひげ『学・技・恕を大切に励んでください。最も大切なのは恕です。』
私も、少し恰好を付けて職員や若い医師に伝えています。
〝IQ(プロとしての技量)EQ(人としての豊かさ)AQ(こらえる力量)を磨いてください。最も大切なのはEQですよ〟と
赤ひげは最後に質問に立った女子医学部生にやさしく付け加えましたね!
『勉強して〝もう一歩のやさしさ〟を提供できる医師になってください』
私の2024年の職員向けのスローガンは〝温かい言葉 -あらゆる病を癒せる音楽-〟でした。もう一歩のやさしさ=温かい言葉と私は理解しています。
※赤ひげの言葉『〇〇〇…』について詳しく知りたい方は、足助病院ホームページ内の〝あすけびょういんチャンネル〟に赤ひげ編集動画を載せてありますのでご覧ください。
時間はたっぷりあるという方は、日本医師会のホームページのYoutubeに第13回赤ひげ大賞授賞式とBSフジの特集が載っておりますので各々1時間ずつじっくりと腰を落ち着けてご覧ください。