いや~混んでましたね!豊田市美術館で開催されたモネ展。
かつて、足助病院内で開催された移動美術館:
美術と医術(参照 コラムVol.553)でお世話になったご縁もあり鑑賞に行ってまいりました。
展覧会の公式の紹介文をご紹介いたします。
↓↓↓ 行きたくなりますよね。
【本展は、印象派を代表する画家、クロード・モネ(1840 –1926)晩年の制作に焦点をあてたものです。
会場には世界最大級のモネ・コレクションを誇るパリのマルモッタン・モネ美術館より、日本初公開作品を含むおよそ50点が来日します。
日本国内に所蔵される作品も加え、“印象派を超えた”モネの芸術の豊かな展開をたどります。
モネが 40歳を過ぎて移り住んだ、ジヴェルニーの終の棲家。
そこで生み出されたのは、自らが丹精込めて造った庭を描いた作品の数々でした。
なかでも彼がその後半生を捧げたのが、睡蓮の花咲く池の主題であり、
最期まで追求し続けたのが、〈睡蓮〉の大画面の絵画に囲まれる展示空間です。
本展では、このテーマが取り上げられた最初期の貴重な作例から、
見るものを没入体験へといざなう大画面にいたるまで、〈睡蓮〉の奥深い世界をご紹介します。】
当日は38℃を超える気温でしたが、近隣の駐車場は満車で大盛況でした。
泣く泣く離れた臨時駐車場に停めて満を持して鑑賞です。
懇意になった美術館の方から少々注目点を教えていただいておりましたし、自分でも予習して臨みましたが、
石田ゆり子さんの音声解説もお願いしたので大変実りあるモネ展となりました。
皆様も、音声解説のある展覧会はお小遣いを追加して利用されることをお勧めします。
時代背景や作家の背景がよくわかりとても理解が深まります。
少々雅ではありませんが皆さまの興味を引くネタを披露しておきます。
ネット検索上は
【サザビーズ・ニューヨークによる秋の大オークション、近現代美術のイブニングセールが2024年11月18日に開催された。
セールを象徴する作品には活発な入札が行われ、
クロード・モネの《睡蓮》(1914-1917)が予想落札価格を上回る
6550万ドル(約101億6000万円)で落札された。】
とありましたので、となると睡蓮を含む50点のモネはいかほどと邪推してしまいました。
このようなビッグプロジェクトを企画展開してくれた豊田市美術館の方々に感謝です。
前述の医術と美術を足助病院で行ってくださったときにその後の意見交換会で、
クリムト好きの私が『豊田市美術館所蔵のクリムトを移動美術館で持参したらどうですか?』なんて聞いてみたのですが…
よく考えれば、できるわけないですよね、館長さん、輸送料・保険料が莫大で…恐ろしくて…
告知です!!!
今回のコラムの表題のような素敵な企画運営をしてくださっているのは豊田市美術館です。
その組織を率いている館長の高橋秀治氏が足助病院でお話をしてくれます。是非、皆様ご参加ください!
2025.11.4 火曜日 13:30- 足助病院 講義室1 (予約・入場料は不要)