貯金…皆様していますよね。
2019年に金融庁が公表した報告書で、「老後の30年間で約2000万円が不足する可能性がある」として
政府が老後資金貯蓄を推奨して物議をかもした老後資金問題ですが現代社会ではいくらなのでしょうか?。
今日は貯金について考えてみます。
とはいえ、お金の話は少々粋じゃないのでそれ以外の貯金のお話です。
まずはいつもの漢字の分析ですが、貝殻は古代の通貨として使用され、
宁は物を貯蔵するための箱の形なので合わせた漢字の〝貯〟はたくわえるの意味となるわけです。
さて皆さん!今日のテーマは健康・幸福寿命延伸です。
老後に備えて、「筋肉」の貯蓄をしていますか?
足助病院は地域住民の皆様のためにロコモ予防教室を展開していますが、参加者の年齢を考えますと維持もひとつの大きな目的になっています。
とても大事なことですが、筋肉細胞は、30~40代から減り始めて50~60歳くらいから加速的に減るので、
もう少し若い50代の方々から参加していただいてもいいかな~と思います。
長い老後を考えた時に、しっかり筋肉をつけておかないとを楽しめないので、今頑張って筋肉を蓄えること自体が将来の楽しさを保証してくれる財産なのです。
筋肉貯金には、難しいことやお金のかかることは不要です。
一つ目は、マシンやダンベルなど特殊な器具を使わなくてもスクワットやプランクなど
シンプルな自重運動を週に2回程度継続することを意識することです。
二つ目は、通勤で一駅歩いたりエレベーターではなく階段を選ぶなどの行動変容です。
三つ目は良質なたんぱく質摂取などの栄養に留意することです。
いずれにしても、大切なのは簡単なことを継続することなので、
目的・モチベーションを掲げることと仲間・ライバルを見つけることがとても大切だと私は思います。
幸い私は、仲間も・ライバルにも恵まれていますが、かつて挫折していますので今回ばかりは気を引き締めていきたいと思っています。
日常生活で動きが少ない現代人は、筋肉貯金の残高不足に陥りがちです。
一般的に3日に1回、トレーニングを行う回数やセット数を調整して
「少々疲れた」と思うまでを目安に筋トレをすると効率よく筋肉が増えていくという説がありますので
週に2~3回の〝筋肉貯金〟を頑張ってみませんか?
きっと裕福な将来が待ち受けていると思います。 万歳!