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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2025/12/08 

Vol.629 「医の源流(西洋医学編)」

執筆 院長 小林真哉

コラムVol.614でも触れた西洋医学について今回は深堀してみます。
一般的に我々が享受している医療サービスの多くが西洋から来たものです。
私たちも医学部教育では〝ヒポクラテスの誓い〟を学んだ覚えがあります。
ヒポクラテスは紀元前5世紀生まれのギリシャの医師で、科学に基づく医学の基礎を作ったことで「医学の祖」と称されています。
〝ヒポクラテスの誓い〟を現代的な言葉で表したのが世界保健機構(WHO)のジュネーブ宣言(1948年)で医師の誓いとして想いが掲げられています。

宣言の概要の一部には、『患者の健康とウェルビーイングを私の第一に考慮すべきものとする。
医師としての職責と患者との間に、年齢、疾病もしくは障害、信条、民族的起源、ジェンダー、国籍、所属政治団体、人種、性的指向、社会的地位あるいはその他いかなる要因でも、そのようなことに対する配慮が介在することを容認しない。
良心と尊厳をもって、そしてgood medical practiceに従って、私の専門職を実践する。
患者の利益と医療の進歩のため私の医学的知識を共有する』いつ読み返しても身の引き締まる文言が並びます。

ところで世界保健機構(WHO)のシンボルマークをよく見たことはありますか?
ギリシャ神話に登場する医学の神アスクレピオスが持つ杖に蛇が巻き付いている姿が、医療の象徴なので、WHOの紋章は、国連のマークにこのアスクレピオスの杖を重ねたものが使用されています。
へび関連で蛇足でもありませんが…そういえば、ジュネーブ宣言には以下の文言もあります。

『私は、最高水準の医療を提供するために、私自身の健康、ウェルビーイングおよび能力に専心する。』
そうなんです!自らの健康を留意できなくて一人前の医師ではないのです。
さて、今日も、筋トレ・有酸素運動を頑張ります。皆さんもどうぞ!
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