医の源流でいろいろ調べていたら医に関わる宣言を整理しましたので、この機会にいくつか記載させていただきます。
大きくは医そのものの倫理に関わるものと患者の権利に関わるものになります。
倫理に関しては、前述のコラムにもでました、医師としての道徳を説いた
〝ヒポクラテスの誓い〟とその現代版とも言うべき〝ジュネーブ宣言〟です。
言わずと知れた〝ヒポクラテスの誓い〟は古代ギリシャの医師ヒポクラテスの倫理観を記したものです。
〝ジュネーブ宣言〟は、歴史的な変遷を重ねて現代に則した解釈を説いた医の倫理観です。
患者の権利に関するものには、〝ヘルシンキ宣言〟〝リスボン宣言〟〝シドニー宣言〟などがあります。
〝ヘルシンキ宣言〟は1947年のニュルンベルグ綱領にさかのぼりますが、
現代医療では当たり前のインフォームドコンセント(説明と同意)の必要性についても1964年に記載されました。
1981年の〝リスボン宣言〟では尊厳死についての記載が記されました。
〝シドニー宣言〟は少し趣旨が違うかもしれませんが、死に関するもので医療に関しては臓器提供時の死の判定に触れています。
宣言を勉強しなおし、再認識すること…大切で、〝有言実行〟に繋がります。
また、これらは宣言効果(パブリック・コミットメント)として言ったからはやらなければという責任が生まれ、
行動を促進し、モチベーションを高めます。
難しいことばかり書いていたら肩が凝りました。身近な話題に戻しましょう。
皆様ご興味のあるところのダイエットに関する自らに関する宣言(背水の陣とも言えますが…)について、
様々な試みの書き込みがありましたので、私が採用している一部をご紹介いたします。
・パーソナルジム・シューズなどに投資する。(後には引けませんね)
・ダイエット宣言で周知する。(すぐに指摘されるので頑張れます)
・体重測定・体脂肪測定を継続する(今は良い記録ソフトがあります。)
・継続する行動とを習慣化(こちらは得意なほうですが…)
・仲間を作る(最初は皆さん嫌がりますが少しずつ増やしています。)
で…『2026年は仲間と駅伝に出る』と 宣言してしまいました…
かなり巻き込まれた職員もいますが、どうなることやら…