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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2026/01/19 

Vol.639 「褒・誉・賞・讃」

執筆 院長 小林真哉

褒められると誰もが嬉しいものですね。
さて、「褒められる」「誉められる」のどちらが嬉しいですか? 
そもそも、どう違うんでしょう?
共に〝人のおこないを優れていると評価し、称賛すること〟を指しますが、少しニュアンスが違います。
調べてみると「褒める」は、人のおこないを評価する意味が強く、一方「誉める」は、社会全体の評価や尊敬を含んだ意味合いを持ちます。
個人から個人への評価は「褒める」を、社会的な評価には「誉める」を使用することが多いようです。
また、注意点すべきこととしては、目上の人への使用は避け、公文書では「褒める」と書くことです。
私としては、人として組織として「褒められて、誉められる足助病院運営をすること」が目標です。
その他には、同意語として表外読みにはなりますが「賞める」と「讃める」もあります。
「彼女の演奏を賞めたたえる」や「功労を讃めたたえる」などの使い方です。
褒・誉・賞・讃のどちらを使うかはなかなか難しいです。

実は私、先日、「褒めて」頂いたので、その状況をご報告いたします。
ある職員と院長室で人材を人財としていかに育てるかを議論していた時のことです。
寒い時期ですので、一昨年・昨年(今年は登場しませんでした…)と女性情報誌an.an温活特集で組んだ温活関連のお風呂に例えた表現をしました。
私『やはり、質と量の確保・担保が肝要だね』
職員『ええ、わかっていますがなかなか伝わらなくて…』
私『分かりやすく、かみ砕いて表現しなくては伝わらないからね』
職員『・・・』と沈黙。
私『例えばお風呂に例えてみようか。
  至適温度43℃のお湯が肩口までたっぷりあるのが理想ですが現実の人事人員ではそうはいかないよね。
  40℃のお湯がたっぷりある状況や、43℃のお湯が膝までしかない状況では温活ができないの同様上手くいかないね。
  だからこそ、43℃のお湯が体を浸し温める量、つまり質と量の頃合い加減が大切です、
  この辺りを探り調整するのが我々の仕事なんだね』
職員『あー院長!例えが上手だわ!分かりやすく良いよ!うんうん!良いね!』
と大変褒めていただきました。
私の心中には「ん? なんだかとても上から目線ですな~」と違和感が湧出

そうなんですよ皆さん、前述したように「褒める」の〝注意点すべきこととしては、目上の人への使用は避ける〟なんですよね~(笑)
お気をつけあそばせ…
ちなみに当該職員…かつて私のan.anをマウスパットに使用した御仁です。

※参照コラム Vol.519 マウスパッド

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