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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2026/02/26 

Vol.649 「時速」

執筆 院長 小林真哉

皆様、日頃から車の運転で時速は気を付けていることと思いますが、
特に病院周辺の道路事情は40km制限のところが多いのでご注意ください。
かつて、動物の走るスピードなど時速換算して学んだ記憶がありますが、
最近は職員と共にランニングを行うようになり、
自慢のスマートウオッチ(コラムVol.623 賢い時計)
瞬時に走行時の時速・距離・コース・消費カロリー・心拍数などを提示してくれます。
そんなわけで今日は時速について深堀です。

調べた範囲では、ハヤブサが空中を降下するときの速度の360kmが最速でした。
新幹線をはるかに凌駕し、つばめやハトも150kmを超えるスピードで空中を飛行します。
水中では、カジキが最速で109km、それをマグロの100kmが追っています。可愛いペンギンさんも本気を出せば速く36kmです。

さて陸上ではどうでしょうか?
人類最速はウサイン・ボルト選手の38kmで、ニワトリ(14km)やトカゲ(29km)には負けません。
ただし、ゴリラ(40km)・カンガルー(48km)・ウサギ(73km)・ダービー馬(77km)・チーター(115km)と上には上がいます。
そうなんです、陸上において短距離の全力疾走では人間より早く走れる動物が多いんです。
長距離を走り続ける場合は、多くの動物が人間のような発汗・呼吸などによる熱発散の体温調節能力を持たないため様相が違ってきます。
灼熱に強いラクダなどの一部の動物しか長距離走には耐えれない可能性があります。その点、人間は卓越しています。

マラソンの日本記録保持者の大迫傑選手が、2025年12月7日のスペインバレンシア・マラソンで出した新記録は2時間4分55秒でした。
マラソンは42.195kmの距離を走りますので、1kmを2分57秒ペースのなんと時速20.2kmです。
我々の普通の自転車走行は10-15kmとされていますが、早く漕いで2時間持続すること事態が自転車ですら凡人には無理です。
ちなみにマラソンの世界記録は2時間0分35秒なので1kmを2分51秒で時速は20.9kmです。

そういえば私のスマートウオッチが分析したかつての我々のペースですが‥
約10kmの時速でした。
ただ、1.3kmを8分50秒で走ったというだけのことで、1.3km後は心拍数は爆上がりで継続困難でした。
まずもって2-3kmをスローな速度で走り切る持久力をつけるのが先決だと思われます。
ランニングへ挑戦は続きます。

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