まずは、今回の企画の中心的な学生からの想いです。
【足助病院では、毎年夏に医療系学生向けの複数大学合同の実習「足助医学舎」が行われています。
私は、3年連続でその実習に参加させていただいています。
夏の足助医学舎では、地域医療をテーマに、訪問看護や足助地域の病院・福祉施設・お寺などでの見学・体験を通して、
地域とつながる足助病院の姿を学んできました。
今回は、医師道をテーマに、かねてから見学させていただきたいと思っていた、
小林院長先生と早川名誉院長先生の外来を見学させていただけることとなりました。
前々から、足助病院は地域の方との距離が近い、と学んでいたので、
どんな外来なのだろうか、とワクワクしていました。
当日、外来が始まってみると、さっそく「今日は先生に渡したいものがあって…」と、
1人目の患者さん。なんだろう??と思っていると、それは地域の行事に参加された早川先生の写真でした。
早川先生もとても嬉しそうで、患者さんもそれを見て喜んでいらっしゃいました。
そのあとの外来でも、患者さんの病気や身体の話だけでなく、畑の話や子供の話など、
いろいろなことをお話しされていて、足助病院が地域と密着している様子を、外来からも感じることができました。
午後は石野の里診療所でも外来を見学させていただきましたが、
こちらでは野菜を届けてくださった地域の方もいらっしゃいました。
今回の実習を通して、「病気ではなくその人自身を診る医療」を実践している医師の姿を見て、
尊敬するとともに、これから医師としての医療知識を身に着けるとともに、
私も足助病院の先生方のような、地域に寄り添う医療を実践できる医師を目指していきたいと思いました。】
今回の医学舎で彼女は〝医の源流〟を垣間見れたかもしれません。
赤ひげ大賞授賞式でスピーチに出ていた〝恕〟の心と〝もう一歩先の優しさ〟は言葉で表現するのも難しいものですが、
その風度を纏うのは並大抵ではありません。
当院の赤ひげも二十歳前後からこの領域に達していた訳ではないでしょう。
55年の年月がコクを醸し出したものと思います。
「病気ではなくその人自身を診る医療」を実践している医師…
そんな医師が集まる病院を目指して〝足助病院ブランディングプロジェクト〟
介して様々な方々に〝足助想診〟を届けていきたいと思います。