最後は、地域医療での総合診療を体感した学生からの想いです。
【足助病院の理念
一.終の住処を継続するための医療
二.自助・共助・公助し、想いに寄り添う医療
三.共に集い、近助する福祉・介護
医学部に入学してからの3年間、私が主に触れてきたのは、いわゆる急性期医療でした。
病態を迅速に改善し、元の生活へ戻すための医療です。
しかし、足助病院で学んだ医療は、私にとってそれまで馴染みのなかったものでした。
足助病院では、急性期を脱した後の病態や生活、そして人生の終末を見据え、
その人にとって最適な「落としどころ」を探る医療が行われていました。
日本は世界でも有数の医療大国となり、若年者が急変で亡くなることは非常に稀になりました。
その一方で、多くの人が70歳、80歳と寿命の限界に近づきながら人生の最終段階を迎えます。
病気でなくとも、加齢によってできなくなることが増えていく。
その時に、どのような医療を提供できるのか――その一つの答えを、足助病院で学ぶことができました。
足助病院は、医療・福祉・介護を一体的に提供できる体制を整え、地域に根ざした医療を支えています。
桜山にいるだけでは見えなかった医療の姿を知り、私たちが学んでいる「一対一の医学」だけではなく、
多面的に考え、患者さんにとって最適な選択肢を模索する医療の重要性を強く感じました。
特別養護老人ホームの見学について、今回、特別養護老人ホームも見学させていただき、
人生の終末期における支援のあり方、日本の医療・介護システムの素晴らしさと課題について考える貴重な機会となりました。】
足助病院の私の掲げる理念から始まるあたりに学びの熱量を感じます。
我が足助病院へのリスペクトに感謝です。
〝その人にとって最適な「落としどころ」を探る医療〟ね~、
とても難しいですけど、これこそが机上の学問だけでは習得できないものかもしれません。
医学の勉強のみならず様々な職域との交流や文化的交流を行い自らを高める多職種・異業種連携をしていってください。
大いに学び遊び成長した彼らに3年後、医師という同じ土俵に立てる日を心待ちに、
日々の精進を続ける覚悟を改める足助医学舎冬の陣となりました。
皆様、足助病院には素敵な医師の卵たちが数多く訪れます。
今まで同様に温かく可愛がってくださいな!