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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2026/06/04 

Vol.676 「酷暑日」

執筆 院長 小林真哉

「酷」は、様々な熟語や慣用句に使われる漢字です。
元々、酒を造る様子を表す「酉」と苦しむ様子を示す「告」から構成され、
喉にしみるような「味の濃い、強い酒」を意味していたようです。
楽しいはずのお酒が苦行になっていた訳です。

そのような、きついイメージのコク(酷)が日常的に聞かれるようになります。
『ん? 何のこと?』 思いますよね。
先日、気象庁が最高気温40度以上の日の名称を「酷暑日」としました。
1872年以降、国内では40度以上を計108回観測し、このうち41回が2023~25年の3年間に集中しており、
ますます暑くなっているわけです。
ちなみに、25度以上の日は「夏日」、30度以上は「真夏日」、35度以上が「猛暑日」と呼びます。
気象庁のホームページによりますと、今回は13の候補からアンケートを行い7万を超える回答から決定されたそうです。
気象庁が提示した13候補は炎暑日・劇暑日・激暑日・厳暑日・酷暑日・極暑日・甚暑日・盛暑日・大暑日・熱暑日・繁暑日・烈暑日・超猛暑日でした。
いわゆる自由記載の中には「汗日暑日暑」「激アツ日」「サウナ日」「危険猛暑日」「熱盛日」「自宅待機日」などがあったそうです。
なんともユニークで気持ちが伝わります。

さて、酷暑日にはどのような服装が理想的なのでしょうか?
その際に参考になるのが〝服装指数〟です。
服装指数は、朝晩や日中の気温から適した服装を提案してくれるサービスです。
日本気象協会が運営するWebサイト「tenki.jp」で10日先まで発表され、
都道府県の地域別、市区町村別での表示と朝・昼・晩それぞれ表示されるのでコーディネートにはとても便利です。

10段階の数値で表され参考の服装が示されます。以下、列記します。
10:何を着ても寒い  
20:ダウンジャケット
30:コート        
40:裏地付トレンチコート
50:薄手のジャケット
60:長袖シャツ・カットソー
70:半袖+カーディガンで
80:半袖Tシャツ一枚
90:ノースリーブ    
100:何を着ても暑い

酷暑日は100ですので、結局のところ…何を着ても暑い! でした。
こうなったら、服装のみならず、様々な知見を活かして熱中症予防に努めて心身ともに穏やかに過ごしたいものです。

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