MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2026/06/18 

Vol.680 「トリオンダへの道 (Vol.1)」

執筆 院長 小林真哉

『トリオンダ? ボールの話じゃなかったのか?』と皆様なりますわね。 
トリオンダ(TRIONDA)は、トリ(TRI)が3ヵ国を、オンダ(ONDA)がスペイン語で「波」を意味し、
世界に広がる喜びと高揚感の「波」を表現するとして命名された北中米(アメリカ・カナダ・メキシコ)開催
2026年ワールドカップ(WC)で使用されるボールの名前です。
かつてのWCで使用されたボールの由来・特徴をかいつまんでみてみましょう。
とはいえ、1930年から4年おきの20種類ほどのボールのお話でマニアな話になりますのでご覚悟よろしくお願いします。

1930年のウルグアイ大会では11枚のT字型の革パネルを手縫いでつなぎ合わせた「Tモデル」が使用されました。手縫いだったんですね。
1934年のイタリア大会使用のフェデラーレ102は13枚の革パネルで構成。
1938年 フランス大会のアレンは13枚のパネルと木綿糸を使用しました。
1950年 第二次世界大戦後のブラジル大会ではスーパーボール・ドゥプロT
12枚の同一形状の革パネルを使用してより均一で丸みを帯びた形状を実現。
1954年 スイス大会使用のワールドチャンピオンは油を染み込ませた革で作られ黄色味で視認性に富み水に強かったのです。
当時は防水革のボールが存在せず、ボールが水を吸い込むと重くなったいたそうで、国際試合でもそのようなことがあったのです。
1958年 あのサッカーの神様ペレを要するブラジルが優勝したスウェーデン大会の使用球はトップスターで黄色・明るい茶色・白の3色がありました。
1962年 チリ大会は18枚の革パネル使用のミスター・クラックで、より丸みを帯びた形状で球体に近い見た目となりました。
1966年 イングランド大会は25枚パネル構造のチャレンジ・4スターで、
白・黄色・オレンジの3色展開でした。オレンジが印象的でした。
1970年 メキシコ大会で使用され世界を席巻したテルスターは、12枚の黒い五角形と20枚の白い六角形を組み合わせた計32枚パネルのデザインで私もなじみ深いボールでした。
1974年 西ドイツ大会もテルスターの改良版でした。
1978年 アルゼンチン大会のタンゴは特徴的なカーブ状の三角模様「トライアド」でとても印象的でした。

さて半世紀を振り返りましたが、Vol.2へ続きますがよろしいですか?
しかし…オタクなのか? 押し活なのか? 球活なのか…

コラム一覧へ戻る