確か、院長先生は『今年も早い時期から暑くなるので〝暑熱順化〟に留意して元気に過ごしましょう』
と言っていたが、
「7月中旬までは意外に涼しかったなあ~、それと今年は台風が多くない?」と思われた方が多いと思います。
確かに、GW明けから暑くなるのでと注意喚起していた私の外来には、
厚着してストーブ使用しているような方が、6月中旬まで見えました。
まあ、こちらの方々少々、寒がり過ぎるような気がしますが、皆様の実感は正しいです。
2026年の台風発生数は28個前後(平年約25個)と予測されていて、
1〜6月は平年の1.8倍となる8個が発生しています。
ただ、台風=風雨の防災意識が強いですが、接近する地域や時期により気温上昇にも留意が必要なのです。
例えば、台風が接近前で日本の南にある時は暖かく湿った空気が流れ込み、
太平洋側で猛烈な暑さとなることあります。
更には湿度も高いので発汗が妨げられて熱中症のリスクが高まりますので注意が必要です。
また、台風一過により気温が上昇し真夏日や猛暑日が観測されることもありますし、
今年は〝酷暑日〟の発生にもより留意が必要です。
勿論、太平洋側のみならず日本海側でも注意喚起が必要です。
なぜなら、昔、理科で勉強したフェーン現象(湿った空気が山を越えた際、熱風となる現象)により
気温が上昇するからです。
南からの温かく湿った空気が山を越えて吹き下りると乾燥した熱風となり下流地域の気温は上昇します。
北陸や東北日本海側などは、高気温のみならず乾燥および火災にも要注意です。
お出かけの際の台風情報では風雨対策や防災情報習得のみならず、
目的地到着時点の気温・湿度等の気象予報情報を把握して、熱中症対策も必要となりますので、
衣服に関しても十二分に対応できるようにお願いいたします。