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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2026/08/20 

Vol.697 「ジオポリティカル」

執筆 院長 小林真哉

 『ジオポリティカル? また、格好つけて横文字だわ! 院長…』
と、お叱りを受けること思いますが…
今回のサッカーWC2026の様々な観点での番組を見て・読んでいて良く出てくるワードでしたのでご紹介します。

サッカーマニアのTV番組やyoutubeで見かけていましたが、
つい先日はNHKの日曜討論
「〝徹底解説!サッカーW杯×ビジネス・政治〟熱戦が続くサッカーW杯。
 今大会が投げかけたものは?専門家が徹底解説!
 ▽出場枠の拡大・チケット高騰…ビジネス化のねらいは?
 ▽“出場停止の猶予”政治との距離は?」
の番組でも同様に趣旨のフレーズが使用されていましたので決してマニアな話ではありません。
ジオポリティカルを日本語で言えば地政学です。

「うん。漢字で書いてくれればなんとなくわかるわね!ジオポリティカルではね~」
という皆様の心の響は理解しておりますが、其のあたりをねらってのタイトルなので…ご容赦願います。

地政学とは日本などの海洋国家やドイツなどの大陸国家などの地理的要因が
国家の政治、経済、戦略にどのような影響を与えているのかを分析・研究する19世紀初頭からの学問です。
基本的な概念はシーパワーとランドパワーのそれぞれ異なる視点です。
シーパワーは海洋国家が海洋貿易や海上交通路、ランドパワーは大陸国家が陸上の領土拡張や国境の防衛などが中心課題となります。
留意すべきは地理学とは違い、単に陸続きや海に囲まれているだけで分類されるわけではなく、
国家の在り様の〝政〟が含まれることです。
これ以上深追いすると沼に入りますのでこの辺りでやめておきます。

ふと、地域医療を地政学にかけてAIに聞いてみました。
様々な有識者が今までに述べてきたことがベースになっていることは言うまでもないですが、
素晴らしい表現になっていましたので、ご紹介します。
【「地政学」の視点から「地域医療」を捉えると、医療体制の維持は国家安全保障の基盤そのものです。
過疎化による医師不足や医療機関の閉鎖は地域社会を崩壊させます。
国土強靱化の観点から、平時・有事を問わず住民の命を守る持続可能な医療体制の構築が急務となっています】

某へき地医療拠点病院長の想いは
…「おっしゃる通り。〝言うは易し行うは難し〟ですが精進いたします」

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