サッカーWC2026終了後1か月余りが経ち、様々なメディアでの振り返りや反省、
今後の日本代表の進むべき道が取りざたされています。
本大会で活躍した日本の選手たちがそれぞれ更なる進化圧を求めてステップアップしていく報道がされています。
この辺りもサッカー好きの諸氏にとっては、盛り上がる良いネタとなりますのでうれしい限りです。
次回WC2030は100周年記念大会でもあり、スペイン・ポルトガル・モロッコでの3か国協同開催と
ウルグアイ・アルゼンチン・パラグアイでの各1試合開催は大いに盛り上がること間違いなしです。
4年後の2030年、私はまだ現役院長なので現地観戦のハードルは極めて高いと半ばあきらめておりますが、
現地観戦の妄想を巡らせている昨今、目についたのが表題の〝ヒートドーム〟です。
日本列島は酷暑に襲われている今年ですが世界も大変です。
気象庁による「ヨーロッパの記録的な高温とその特徴について」が7月初旬にプレスリリースされており
「ヨーロッパでは、2026年6月21日から28日頃にかけて、長期間にわたり広い範囲で顕著な高温の日が続き、
平均気温は平年を10℃前後上回った」と記載されています。
そして「スペイン南西部では既に5月の気温が40℃近くであった」との報道も目にしました。
欧州に異常高温を引き起こしているのが表題の〝ヒートドーム〟(西ヨーロッパ上空に居座る強い高気圧の尾根)で、
上空で圧縮された空気が熱気となり地表に蓋をするのです。
更には温暖化で地中海の海水温が上昇するので夜間に陸地が冷えにくくなる地理的な環境因子も影響大です。
上下から温められているわけなのです。
日本では気象庁の公式用語ではないので「ヒートドームのような状態」と表現されることがあります。
日本では様々な場面で、熱中症対応の啓発活動が行われ、我々もこの時期は特に留意している命に係わる疾患の1つです。
スペインでは、暑さに起因すると考えられる死の増加を統計的に捉えることが可能な日次死亡監視システム(MoMo)があり、
実際の死亡者数が平年の予測値をどれだけ上回ったか(超過死亡)をリアルタイムで推定できるようです。
それによると近年、ヨーロッパ全体では熱に関連する超過死亡が6万人を超え、年々増加する傾向にあるようです。
そしてその9割以上が後期高齢者に集中しているとあり、世界共通のようです。
皆様、まだまだ暑い日が続きますし夏バテも重なりますので、何事も
〝良い加減〟でお過ごしされますようお願い申し上げます。