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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/05/14 

Vol.104  「ソーシャルキャピタル」

執筆 院長 小林真哉

現在、巷でよく言われているフレーズは 『ソーシャルディスタンス』ですね。
人と人の間隔・距離を適度に保ち感染のリスクを減らすための用語です。
皆さんも様々な施設が努力・工夫されている状況を目にされていることでしょう。
足助病院でも待合の長椅子・会計の順番待ち等に工夫を凝らしています。
スペースの問題等もあり皆様にご迷惑をかけている部分も多々あるかと思いますが、皆様・職員のためですので何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。
各所でのこの地道な努力が成果を実らせる日がきっと近いと信じています。

さて、今日のコラムの表題は『ソーシャルキャピタル』です。
かみ砕いていえば、“人と人との関係性の強度”を表すもので、地域社会では個人個人や集団の信頼や規範などが有用で、更に協調していくことにより、社会の安全性を効率的に高めることができるという考え方です。
結局は、人と人が思いやり行動することが大切なわけです。
今後もこの基本的な考え方は変わらないでしょうし、手段についてはIT・IoT・AI等の効率的な利用によりこれからの世の中は変革していくことでしょう。

『ソーシャルディスタンス』を維持しながら 『ソーシャルキャピタル』を高めていくような社会に。
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