MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/05/21 

Vol.106  「スマートウエルネスシティ」

執筆 院長 小林真哉

当院のように地域に根付き高齢の方々の利用が多く、地域全体の“終の住処”を目指す足助病院では健康寿命の維持事業・ロコモ事業は根幹の活動の一つです。
そんな中で、一つ格好のいい・響きのいい言葉をご紹介いたします。
『スマートウエルネスシティ』です。
Smart(快適で)・Wellness(健幸な)・City(まち)のを実現するという理念です。
末永く健康で地域で元気に暮らせれば、充実した生活、医療費の削減など個人と社会の双方にメリットがあります。
そのためには、地域の住民が社会参加するための仕組みづくりを支援し地域を活性化することが大切なのです。(当院名誉院長である早川先生のライフテーマですね)

また超高齢化対応の目指すべき健幸都市として、自然と歩いて(歩かされる)しまう都市づくりが健康都市の方向性だそうです。
ネットの記事にありましたが、人が毎日歩くように心がけると一日一人当たり、0.061円・1歩×2000歩=122円
の医療費抑制効果が期待されるそうです。
2000歩なら頑張れますね。お金に換算すると一年で44530円。
足助病院の職員約250人として約1100万円です。
健康になり経済効果もあるということで、住んでいるだけで「歩いてしまう、歩き続けてしまう」まちづくりの取り組みがすすめられているようです。

『スマートウエルネスシティ』: 高齢化・人口減少が進んでも持続可能な先進予防型社会に貢献する足助病院でありたいと想いを新たにするコラムタイトルでした。
コラム一覧へ戻る