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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/06/11 

Vol.112  「サラリーマン川柳」

執筆 院長 小林真哉

2020年5月28日、第一生命保険が第33回サラリーマン川柳コンクール(通称・サラ川)で上位10句が発表されました。

1位 我が家では 最強スクラム 妻・娘
2位 パプリカを 食べない我が子が 踊ってる
3位 話聞け! スマホいじるな! 「メモですが」
4位 おじさんは スマホ使えず キャッシュです
5位 たばこ辞め それでも妻に 煙たがれ
6位 足りないの? そもそも無いよ 2000万
7位 登録が ストレスだらけの キャッシュレス
8位 ジジババも 子育て参加 ワンチーム
9位 ギガバイト 時給いくらか 孫に聞く
10位 「早よ、帰れ!」 言ってる 上司が 帰らない

作品の応募が2019年10月なので、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世相の変化は反映されていませんが、少し前の穏やかな社会状況をとてもよくあらわしいて趣深いものです。
昨年はコラムVol.19で健康ネタをとりあげてみましたが、今年は、スマホ・キャッシュレス・ギガバイト等の時代の急速な進歩に懸命に追従するおじさま世代のユーモアのある悲哀が織り込まれていて微笑ましい川柳となっています。
私自身は、遠隔医療・遠隔会議・Zoom講義等、時代の最先端を追走している今日この頃です。
そんな私に職員達も楽しそうに並走し足助病院のITソリューションに邁進しています。
おっ 居ましたよ。
傍らで34インチのcurved液晶モニター付きPCを自ら購入し、誇らしげにデスクに設置している向上心の高い職員H君が・・・
一声かけておきました。

私:「ん? H君。設置場所が違わないかね?院長室でいいよ」と
H:「えっ?」

おあとがよろしいようで。
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