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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/07/16 

Vol.122  「引き出し」

執筆 院長 小林真哉

何でも知りたい、知っていたい、どうしてだろう、根拠はどこにあるのだろう、何に対しても興味を持っていたいが僕の基本的なスタンスです。

以下は、足助病院内の日常業務の中ではよくある光景です。

職員:「かくかく云々の件ですが、このような問題がありますのでこのように変更し決裁をお願いします。」
私:「はい、了解しました。ん? この事案、いつから、どこから、変更根拠は・・・」と始まります。
職員は慣れたものですが、いつからどこからまでは早々に返答してきます。そこからが少々スピードが落ちるところです。
職員:「根拠は・・・ あっ 某所でこうしていましたから、こうしていきます」
私:「なるほど、理解はしたけど・・・ここは足助病院、バックグランドも規模も違うよね。君の足助オリジナルの意見は・・・」

日々、こうして当院職員は楽しく?鍛えられています。

今の世の中、様々なメディアがあふれ情報は膨大です。
その中から自分にとって組織にとって有益な正確な情報をキャッチして掘り下げ吸収しアウトプットする。
この作業を毎日繰り返すことが大切なルーチンワークです。
いわゆる雑学と言われるものも自らに取り入れアウトプットするとその人の個性に色付けられるので趣深いものになります。
そのためには自らのアンテナ感度を有効に保っていかなくてはなりません。
自宅の書斎机・院長室の業務机の『引き出し』を整頓していて思いました。

これからも自己の引き出しを多彩にして、一期一会の出会いの場で情報・うんちくの出し入れを素敵にできるよう精進しようと想う掃除のひと時でした。
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