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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/07/20 

Vol.123  「うんちく力」

執筆 院長 小林真哉

以前から不思議に思っていたことの一つに、グレープフルーツはぶどうとは似てもにつかわないのに、グレープ・フルーツの名称なのだろう。
グレープフルーツはブンタンとオレンジが自然交配してできた柑橘の品種だとされています。
爽やかな酸味と淡い甘味に独特の苦味を含んでいるのが特徴です。
グレープフルーツは年中売っているので、旬を意識しませんが、 実際にはもっとも美味しいものが取れる時期は4月から5月で旬だそうです。

名前の由来は、〝果実が房なりに実った様子がブドウ〟を思わせることから付けられました。
更に特徴を調べてみると『外皮は比較的薄く、ジョウノウと一体化しており手では剥けません。』とありました。

ジョウノウ:皆さん知っていますか?
みかんやオレンジなど柑橘系の薄皮の事である。瓤嚢と書くそうです。
かつて西宇和農業協同組合は、「瓤嚢」漢字の読み方を当てるクイズキャンペーンをしたことがあるそうです。
ちなみに、事前に本クイズに東大生と愛媛県にチャレンジしてもらった結果は、東大生の正答率が0%だったのに対して、愛媛県民は5.7%という結果であったそうです。

ま、表題のうんちくも『蘊蓄』なのでとても漢字は書けませんが・・・
もう一つうんちくをどうぞ。
レオナルド・ダ・ヴィンチの名前は、ヴィンチ出身のレオナルドさんだそうです。
となると日本で呼ばれている『ダ・ヴィンチ』は地名を読んでるだけになりかねませんね。
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