今週は気象ネタをもう一つ。
スネークライン? 聞きなれない言葉だと思いますが、土砂災害の発生の危険性を評価する画像のことです。
縦軸を短期降雨指標の60分間積算雨量、横軸を長期降雨指標の土壌雨量指数として、土壌中の水分量を評価し、土砂災害(土石流、がけ崩れなど)の起こりやすさを表示するものです。
縦軸は地表面の水分量を、横軸は土壌中の水分量を表現しており、どちらが多くなっても地盤が緩み、土砂災害が発生しやすくなるという考え方に基づいています。
この曲線は、その変化の様子が蛇の動きに似ていることから 「スネークライン」 と呼ばれています。
なんだか難しい用語が出ていますが、簡単に言えば大雨が長く続いたらどれぐらい危険かを科学的に表している用語です。
テレビでもよく聞くとたまに気象予報士の説明フレーズに出てきますので、気を付けて聞いてみてください。