『ん? 早口言葉ですか? 院長!』 と職員に言われそうですが漢字表記すれば一目瞭然です。
貨客混載(鉄道、バス、タクシーなどのお客を運ぶ事業と、郵便や宅配物など貨物を運ぶ事業を同じ車両で行うことです。)当地域の方でご存じの方は多数みえると思います。
お国が2017年9月、乗り合いバス(路線バス)のほか貸し切りバス、タクシーでの貨客混載を過疎地での実施を認めました。
2018年1月26日「とよたおいでんバス稲武足助線」での貨客混載本格運行の出発式が豊田市足助町で行われ、コミュニティバスでの宅配物の混載本格運行が始まりました。
この事業は、「みんなの交通応援プロジェクトEx 先進優良事案支援事業」第1号で豊田市で本格運行実施となり全国初だったようです。
振り返れば2019年はMaaS(マース):モビリティ・アズ・ア・サービス元年と呼ばれ移動サービスをITで繋げてより豊かな社会を作る年となりました。
そのMaaSの事例として、貨客混載もあるのです。
『そうそう、うちの早川名誉院長が〝三河中山間地域で安心して暮らし続けるネットワーク研究会〟で取り組んでいましたね。』
我が師匠はいつも時代の先を読んでいます、私自身も精進を重ねなくてはと再認識しました。
政府は2020年6月3日、「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律等の一部を改正する法律」を公布しました。
今後、ウイズコロナの時代、人の移動が制限される中、タクシー・バス・鉄道・航空業界渡欧の運輸送業界は経営的に大変な状況です。各社様々な取り組みを行っているようです。
つい先日は、「JR東日本は、新幹線を使って貨物と乗客を一緒に運ぶ「貨客混載」に本格的に乗り出します。」のニュースを見ました。
『確かに、この半年、新幹線に乗っていないな。これからはドローンも活躍する時代だなと』とつくづく考えさせられた〝カキャクコンサイ〟でした。