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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/11/16 

Vol.154  「換気は万国共通」

執筆 院長 小林真哉

先日、防災関連のセミナーに某大学に聴講に行ってきました。

司会の先生が感染症の専門家でもありセミナー室のコロナ対策は万全でした。入室時の体温測定は当然のこと、アルコール消毒、ソーシャルディスタンスを考慮した座席配置、各々の座席は指定席で万が一コロナが発生した場合追跡できるようにしてありました。更には、教室の扉は全開・窓は半開で、室内は大型扇風機で換気されている状態で、更に参加者は全員マスク着用です。ほぼ完璧な防疫システムが組まれていて安心して参加出来ました。

しかしながら、約3時間の長丁場のセミナーでしたので皆さん寒かっただろうなーと感じました。私自身は、状況を想定していましたので真冬に備えた服装で参加したので良かったのですが、皆様もこれから様々な処にお出かけになる際には、室内とはいえ換気のため十分に室内温度が上がらない事態を想定した服装でお出かけになると良いと思います。
これもまた新しい生活様式の一つですね。

その後、ドイツの友人とメールにて当院HPの〝あすけ進歩自由夢〟に関するのやりとりをする中で、今、ドイツは新型肺炎コロナが再燃して大変な状況になりつつあるとのことをリアルに知りました。一部の地域はロックダウンされ、買い物は生活費必需品のみで外食などはできない状況だとありました。報道にもあるように、欧州各国が次々とロックダウンの導入措置を取り始めフランス、ドイツに続き、イングランドもロックダウンの再導入を決定したようです。

そのような中、タイムリーなドイツの報道に触れました。
〝ドイツでも換気が励行され空気清浄機の売れ行きが好調なのだと〟
新型肺炎コロナ対策の中で、換気は万国共通で大切な手段です。

一方、新型コロナ対策とはいえ、寒さで換気がつらいという声が巷ではちらほら聞こえる季節になってきました。お店によっては、フリースや毛糸のマスクが登場しているようです。

寒くて体調を崩してしまっては本末転倒です。皆様もいろいろ工夫してお過ごしくださいませ。

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