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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/11/30 

Vol.157  「列をなす」

執筆 院長 小林真哉

整然と列をなし、順番を順守するのは日本人の世界に誇る習慣の一つです。
今は、新型肺炎コロナ対策のために、ソーシャルディスタンスの概念が世界中に浸透し様々な報道で、各国で整然と列を作っている場面を目にします。
その場面の中で先日のアメリカ大統領選挙の投票所に向かう人々の列を見て興味がわきました。アメリカの大統領選挙は、期日前投票が1億人を超えるわけですが、その上あの長蛇の列。一体、投票率はどれだけ高いのだろうかと。
日本の衆議院選挙・つい先日行われた大阪都構想の住民投票と比較考察してみました。

アメリカ大統領選挙(2020.11.3)
有権者数: 約1億3千800万人
投票率: 65~70%の予想 、61.6%(オバマ大統領)

衆議院選挙(2017.10.22)
有権者数: 約1億600万人
投票率: 53.68%

大阪都構想投票(2020.11.1)
有権者数: 約223万人
投票率: 62.35%

※あくまでも私がネットニュース等で調べた数字をもとにした表ですので、正確さを欠くかもしれませんのでご了承ください。学生さんは、定期試験の参考にはせずに自分でしっかり調べてくださいね。

さて、皆様 如何でしょうか? 
何でも様々な視点で調べて数字で裏付けてみると、感覚・実感との違いを知ることができます。
諸外国に比べて若干政治に関心が薄いような論調が見受けられる日本ですが、この投票率の解釈はどうでしょう?
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