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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/04/01 

Vol.189  「喝采」

執筆 院長 小林真哉

『あれは三年前・・・・・』のフレーズが耳に懐かしい1972年第14回レコード大賞受賞曲ちあきなおみさんの名曲です。
私自身のSaxのレパートリーの一つでもあります。以前、当院の患者様・職員向けの音楽お楽しみ会で披露させていただいた記憶が思い出されます。
十二分にレトロで約50年前の選曲と自負して、約60年前に青春真っ只中であられた方々(現在は御年80を越え、尚お元気なお兄様・お姉様方)に披露させていただいたのですが、その後1階のロビーで・・・

「院長さん、あんなに新しい曲ではね! 唱歌・童謡をいれてくださいよ!」
と温かいアドバイスをいただいた日を思い起こしました。
〝あんなに新しい? だって50年前のヒット曲ですよ〟
と心の中でつぶやきつつも、
〝そうか、コミュニケーションはインタラクティブ(相互干渉)なのだ。いつも講演で連呼しているではないか、少々独りよがりの選曲だったな~〟
と反省しました。

足助病院のコラム〝結の扉〟は、表題の喝采とは違い『あれは二年前・・・』の2019年4月1日月曜日【Vol.1 始めの一歩】から連載を開始し、総計500編を超える〝想い〟を掲載することが出来ました。これも投稿してくださる方々と日々楽しみに読んでいただける方々の支えがあってこその成果です。

石の上にも三年です。前述の演奏会の反省を生かしこれからも伝える・受け取る方々に〝想い〟を馳せてコラム・医療サービスを一日一日、丁寧に提供していきたいと思います。

この二年間の500編超のコラム連載と支えてくれた人々に〝喝采〟!

 

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