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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/04/26 

Vol.196  「スマートフォンの砂嵐」

執筆 院長 小林真哉

どれだけ依存していることか・・・まざまざと思い知った瞬間でした。
スマホ中毒・中高生のスマホ依存等が社会的な問題となっている今日この頃ですが、中高生ではなく中高年の自分自身がどれほど依存しているのか認識させられたのです。

スマホの画面が突然砂嵐になったのです。
電話はかかってきても当然取れないし、メールの着信灯はついても確認できない。SMS,メール、HP,スケジュール管理等々どれだけ自分の中のコンテンツが依存していたことか。そして、それが止まった時の焦燥感・孤独感。幸い基本的なデータはSDカードに記憶するようにしていたので長期的には問題はない様子。しかも、出先であり自宅の固定電話への連絡はできたとしても、家人全員の携帯番号覚えてないし。
そうなのです、全てがスマホの中に入っているのですよね。幸い新院長の業務は勝手がわからず、アナログなシステム手帳+シャープペンシルで運用していたので問題はありませんでした。

そんな中、これから取り組むべきことの一つが降りてきました。
自分自身のライフテーマでもある防災の中でも情報通信の危機管理です。今の病院は、足助病院規模であってもほぼ電子化されています、電子カルテが使えなければ非常に困ります。
実際、防災訓練時には紙カルテ運用の訓練をするのですがなかなか上手くいきません。運用時の紙カルテの検討も必要ではないだろうかと・・・

今年の防災訓練は上手くいくだろうかと想いをはせる出来事でした。
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