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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/06/10 

Vol.207  「オペレーター」

執筆 院長 小林真哉

2021.6.1をもって、当院の事務職員が総オペレーターとなりました。
院長室の隣の事務所も朝から電話が鳴りやみません。
そうなのです、当院でのコロナワクチンの個別接種の予約をされる方からの問い合わせです。全国のワクチン予約の現場の現状がまざまざと思い知らされました。どこでもそうでしょうが、人的に余裕がある職場はありませんので皆、通常業務に加えて頑張っています。
少し聞き耳を立ててみますと、多分、可愛いお年を召した方からの問い合わせでしょうか。職員がゆっくり丁寧に優しくかみ砕いて説明しています。
正に我々足助病院職員の得意分野だと思います。これから半年近く続く業務ですが、粛々とすすめて参りますのでよろしくお願いいたします。

今日はオペレーターについて少々。
電話で顧客対応業務を行う人のことオペレーターといいます。どうも業務内容には〝インバウンド〟と〝アウトバウンド〟があるそうです。
インバウンドは、かかってきた電話に対応する業務で、カスタマーサポート(お客様窓口)やテレホンショッピングなどがそうですね。私自身は利用したことのないテレホンショッピングですが、先日NHKの〝サラメシ〟で取り上げていた専門の会社は、自社にて様々な商品を請負、番組作成して販売するそうですが24時間365日体制だそうです。その日の目玉商品が〝茶碗蒸し〟でしたが、夜中の0:00-1:00の1時間に17,000食を売り上げていました。
アウトバウンドは、電話をかける業務で商品の市場調査を行う、テレマーケティングなどがあります。よく耳にする、内閣支持率等を調査するRDD(Random Digit Dialing)は電話調査のための無作為標本抽出法です。所謂、セールスとの区別が難しく現場は苦労しそうです。

どの職場も適材適所で、コールセンターのオペレーターさんには人と会話をすることが好きで、会話マナーが良く、一度に二つの作業をこなせる器用な人が良いそうです。また、問題解決能力も必要なようです。

日本語で表記すると〝電話番さん〟です。
職員一同、足助病院の顔として番頭さんとして、『皆様方のご理解の下』
頑張って参りますので温かいまなざしでよろしくお願いします。
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