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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/06/17 

Vol.209  「おかえりモネ Vol.3」

執筆 院長 小林真哉

相変わらず目の離せない話の展開で毎回楽しみです。
最近は、モネ(百音)の妹の永浦未知(女優の蒔田彩珠:まきたあじゅ)の熱演が光ります。
主人公・主要人物の名前も熟慮されています。“百音”;元々の音楽好きで音楽を目指していた過去と各場面で海・山・風の音に耳を澄ましている姿は正に百音です。
一方、理知的でカキ養殖の未知の領域に挑戦する妹は正に“未知”ですね。

私自身は気象ネタをどんな展開で挿入してくるかがとても気になります。番組スタッフの中でも気象考証;斉田季実治(ニュース9の気象解説をされている気象予報士さん)、気象資料提供;加藤芳樹・加藤史葉(気象予報士夫婦ユニットで様々に活躍されています)、医事考証;田上佑輔(宮城県登米市の在宅診療所の医師)は皆様とても気になります。これからも素敵なネタどんどん挿入していただきたいです。機会があればいつの日か当地での講演を依頼してみたいと夢想してます。

今回は、海風・海水温等が登場していました。海水温と自然の生き物の関連性を科学的に探究する“未知”、そして長年の経験から肌で知っているお爺ちゃんの人智のバトルは素敵なストーリーでしたね。そんな中でも私が胸キュンとした場面は“海面実況図”が出てきて“未知”が解説する場面でした。カキの養殖に関連してモネに解説する姿はついつい“そうそう”とうなずきながら見入ってしまいました。“海面実況図”ですが、気象庁では毎日11時頃、前日の全球の海面水温と海面水温平年差の実況図を掲載しますので、ご興味のある方は気象庁のホームページをご覧ください。

さて、足助病院を見まわしてみますと、居ましたね海水温に敏感な方がお一人。
そう、早川名誉院長です。自らのライフテーマとして環境問題・脱炭素社会・再生可能エネルギーを語るうえで地球温暖化は避けて通れません。そして、海水温の上昇問題は喫緊の話題です。近日、収録し公開予定の〝あすけお元(天)気放談 Vol.3〟で環境編の中で触れられるようです。お楽しみにお待ちください。

もっとも、早川先生は、ご自身の釣果との関りが気になるところのようですが・・
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