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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2021/07/01 

Vol.213  「おかえりモネ  Vol.5」

執筆 院長 小林真哉

4月の終わりから医療従事者を皮切りに始まったコロナワクチン事業は、集団・個別・職域と対象が拡大されています。
当院でも可能な限り地域の方々に接種機会を提供するよう、平日・平日時間外・休日と職員一同頑張っています。
そのような中、当院職員の接遇に対して〝暖かい、ねぎらい・感謝のお言葉〟をいただく機会が多く、職員一同励みになっています。
今後共、御理解、ご支援の程よろしくお願いいたします。

さて、今日もまたモネのネタです。気象予報士試験に挑戦するくだりとなってまいりました。勉強の仕方・試験対策は王道とは言え、気象予報士試験ならではの戦略は監修の方々の精緻な指導を感じます。医学部受験・医師国家資格試験・気象予報士試験を経験してきた私にとっては、どのカットも深く共感できます。今日は気象予報士試験について少々掘り下げてみます。

1. 今後の技術革新に対処しうるように必要な気象学の基礎的知識
2. 各種データを適切に処理し、科学的な予測を行う知識および能力
3. 予測情報を提供するに不可欠な防災上の配慮を適確に行うための知識および能力 
と1-3共になかなか求められていることは多い内容です。
上記の1-3を認定することを目的としたものが気象予報士試験です。
ちなみに私は、資格は持っていますがまだまだペーパードライバーの状態で少しづつ知見を深めて行っている段階ですね。試験方法は、学科試験60分×2と実技試験75分×2を一日で行い、試験会場は気象管区所在県の北海道、宮城県、東京都、大阪府、福岡県、沖縄県の6か所です。
愛知県在住の私は大阪に出向きましたが、モネの場合は宮城県で受けれますのでいいですね。事業の詳細・過去問等が気象業務支援センターのホームページに載っていますのでご興味のある方は参照してみてください。

菅波先生も在宅医療の道へ一歩踏み出すし、いよいよこちらの展開も目が離せない感じです。 あと、彼には一言伝えてみたいものです。
『そんなにモネさんに、熱心に教える知識と興味があるのなら一緒に気象予報士を目指してみたらどうだい! 菅波先生!』 と

※気象管区:日本の気象庁における地域別気象台の最上位機関。札幌,仙台,東京,大阪,福岡の 5ヵ所にあり,管区気象台に準じて沖縄気象台がある。
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