気象に関わる神社が日本に一つあるのをご存じでしょうか?
気象に興味がある人のみならず、むしろアニメに興味がある人のほうに認知度が高いのかもしれません。何故なら、「君の名は」で有名な新海誠監督の「天気の子」の聖地巡礼地になっているようですので・・・私自身はまだ観ていないので一度観てみようと思っています。
気象神社は、杉並区高円寺の氷川神社の境内にあるお天気を司る神社です。
御祭神は天照大御神が天の岩戸に隠れて世が暗闇になった時、岩戸を開ける方法を考えた知恵の神、八意思兼命(やごころおもいかねのみこと)で晴・曇・雨・雪・雷・風・霜・霧の八つの気象現象を司る神です。
気象神社には「下駄型絵馬」 「照々みくじ」 「てるてる守り」の三種の神器があります。今時の子供はやるのでしょうか? あの〝あした天気になーれ〟と靴をとばした思い出のお天気占いに由来している「下駄型絵馬」はなんとも素敵ですね。
おみくじは御祈願された8色の可愛い「てる坊」で、ご祭神の八意志兼命の司る八つの天気によって占うものです。
てるてる守りの一番人気は〝晴守〟で、晴れをもたらすパワーを充填し、晴天祈願と心願成就のお守りで心がスッキリするお守りだそうです。
毎年6月1日の「気象の日」に「気象祭」として例大祭が行われているので一度訪れてみたいと勘案しております。
日本唯一の気象に関わる神社のご紹介でした。
※ 天気の子(てんきのこ)は、新海誠による日本のアニメーション映画