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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/01/06 

Vol.261  「『らしくあらん』」

執筆 院長 小林真哉

令和4年、新年明けましておめでとうございます。

今年も院長コラムをよろしくお願いいたします。
〝降り注ぐ想いで人々の心を波立てたい〟と院長に就任し早4年目を迎えます。
毎年掲げる足助病院職員向けのスローガンは、〝自ら〟を改めて見つめ直す
『らしくあらん』です。
院長就任1年目の当院の存在意義の確認作業、2年目の病院運営の新たな礎造り、そしてコロナに翻弄された就任3年目での経験は、職員と共に粘り強く誠実に業務遂行することの尊さの再確認の機会となりました。
今後も終の住処の実現・教育の場の提供・防災活動に軸足をおいた病院運営はぶれずに邁進し、今年はこの三年間を礎に〝想い〟を込めた医療という究極のホスピタリティーを提供するための新たな挑戦の年としていきたいと思います。

今年は寅年ですが、厳密に言えば壬寅(みずえのとら)です。「壬」は「妊に通じ、陽気を下に姙(はら)む」、「寅」は「螾(ミミズ)に通じ、春の草木が生ずる」という意味があり、「壬寅」のイメージは厳冬を越えての芽吹き成長です。「壬寅」の年にはきっと新たな素敵な人と事象との出会いが待っています。
自他ともに昨年来の試練を糧に飛躍できる年になることを祈念いたします。

昨年秋口には第5波の終息を見ることが出来ました。しかしながら世界を見渡せば、まだまだ油断できないような状況が報道されています。第6波に備えて医療体制の充実・ワクチン接種3回目の準備に取り組み、職員一同次なる流行を引き起こさない個々の意識・行動に気を引き締めて生活していきたいものです。

令和4年最初のコラムで、皆様のご多幸を願う新年のご挨拶をさせていただきました。今年もよろしくご支援の程お願いいたします。



令和4年 新春  足助病院長 小林真哉
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