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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/01/31 

Vol.267  「あすけ川柳進歩自由夢 2022」

執筆 院長 小林真哉

今年も足助病院を支えてくれている医療関係者の方々の参加により〝あすけ川柳進歩自由夢〟を開催いたしました。
いずれ劣らぬ想いのこもった句が集まりました。
コラムVol.172で触れましたが、俳句は〝詠〟みますが、川柳は〝吐〟きます。より日常に近く想いを込められる親しみやすい文学です。
ちなみに僕のコラム〝結の扉〟への想いは一編一編〝紡ぐ(つむぐ)〟です。
読んでいただいた方々の心深くに沁みる内容を如何に行間に潜ませ、
読後に心を波立たせることができるかが永遠のテーマです。

少し脱線ですが、川柳も俳句のように一句、二句と数えます。
ちなみに、数え方には、イカは一杯、遺骨は一体、猪は一頭、キャベツは一玉、川は一筋と個性がいろいろあって趣深くふとした会話の中で正しく使うと教養がにじみ出ます。病院に関わる身近なものはお薬の数え方です。
飲み薬は一服、粉薬は一包、錠剤は一錠のように使い分けています。

さて自称コラム二ストの私が最終選考する〝あすけ川柳進歩自由夢2022〟へは多数の想いのこもった川柳が届けられました。この場を借りて心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

3句ほど、ご披露させていただきます。

・ 人もまた 持続可能に 変異する
(見事に世相を表すキーワードが込められています。足助病院が取り組むSDGsにも想いを馳せチャレンジする気概がビシビシと伝わります。好きですね・・・このスタンス!)
・ 空見上げ プライド胸に 我あらん
(相当の足助病院?院長?ファンですね。今以上に〝想う医療〟を深く学び足助サポータへと飛躍されるポテンシャルの持ち主と思われます。素敵な笑顔の奥に秘めた熱意・決意の持ち主が作者でしょうね!)
・ 〝トラ〟われず 常識変える 新時代
(新年や新年度ではなく新時代と締めたところに決意・未来・希望そして素敵な〝覚悟〟を感じます。是非、共に歩んで行きましょう!)

来年も開催しますのでご参加よろしくお願いします。
一年は長いのでその前にコラム投稿トライもよろしく!(笑)

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