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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/04/04 

Vol.284  「凡事徹底」

執筆 院長 小林真哉

足助病院長就任の3年間が終わり4年目に入りました。
「光陰矢の如し」あっという間の3年間でした。
時間経過の意味合いと〝一度放たれた矢は二度と戻ってくることはないことになぞらえ、時の流れは早く二度と戻ってこないので日々を大切に過ごすべし〟という教訓は身に沁みます。

コラムVol.8〝~もではなく~しか〟の中で「人生の残りの時間を鑑みて、私は常々『~もではなく~しか』と考えるようにしています。」と記載し、日々の生活の仕方、時間の使い方を述べてから早3年前になります。
本当にそのような時を刻んでこられたのだろうかと自問自答の日々です。

院長業務は私自身にとって新鮮で刺激的で魅惑的なものです。
病院の代表として地域の人々、職員、行政、組織に対応することはとても素敵なミッションです。そして、そこには様々な出会いがあり無限に広がっています。
今後も謙虚に日々を積み上げていかなくては想いを新たにした折、ふと思い出した四字熟語が今日のコラムのタイトルです。

凡事徹底は〝当たり前のことを徹底的に行うことや、当たり前のことを極め他人の追随をゆるさないこと〟などを意味します。「平凡を非凡に努める」とも言い換えられます。

イチロー選手がかつてのインタビュー記事で
「高校3年間、1日にたった10分ですが、寝る前に必ず素振りをした。そしてその10分の素振りを1年365日、3年間続けた」と言われていました。世の中には〝三日坊主〟と言う言葉もありますが、継続が如何に難しく尊いものかを表す天才の言葉だと記憶しています。

凡事徹底には仕事上の日常業務のみではなく、日々の生活での挨拶・整理整頓・時間順守等の当たり前のことも含まれています。
足助病院は組織としても〝凡事徹底〟を肝に銘じて頑張っていきます。

今後もよろしくお願いいたします!!!

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