今年の夏も暑くなりそうです。
4月19日14:00に気象庁が5.6.7月の3か月予想を出しました。3か月予想は1月、3か月、暖候期、寒候期の4つある季節予想の内の一つです。日頃慣れ親しんでいる天気予報と少々の違いがありますので解説します。
まず予報期間の長さが大きく違います。通常の天気予報は1週間先まで1日単位の天気を予報しますが、1週間より先になると移動性の低気圧や高気圧の予測が様々な要因で難しくなるので、それぞれの期間を平均し予報するので季節予報と呼びます。
さらに、季節予報は予測が不確実なので確率表現を用います。例えば、天気予報で使われる「明日は雨」や「明日は猛暑日」といった断定的な表現ではなく、「平均気温は、北・東・西日本で高い確率50%」という確率表現を用います。
4月19日発表の実際の気象庁発表文を少しかみ砕いて転記しますので、一度読んで参考にしてみてください。
【5月】 北・東・西日本で天気は数日の周期で変わり、平年と同様に晴れの日が多い。沖縄・奄美では、平年と同様に曇りや雨の日が多い。
気温は、北・東・西日本で高い確率で50%です。
【6月】 北日本と東日本の日本海側では、期間の前半は天気が数日の周期で変化し、期間の後半は平年と同様に曇りや雨の日が多い。東日本太平洋側では平年と同様に曇りや雨の日が多い。西日本では、平年に比べ曇りや雨の日が多く、沖縄・奄美では、平年に比べ曇りや雨の日が少ない。気温は、全国で平年並または高い確率ともに40%です。降水量は、西日本で平年並または多い確率ともに40%、沖縄・奄美で平年並または少ない確率ともに40%です。
【7月】 北日本と東日本の日本海側では、平年と同様に曇りや雨の日が多い。東日本太平洋側と西日本では、期間の前半は平年と同様に曇りや雨の日が多い。期間の後半は、平年と同様に晴れの日が多く、沖縄・奄美では、平年と同様に晴れの日が多い。気温は、北・東・西日本で平年並または高い確率ともに40%。
皆様、遠くの親族の方との話題にご利用ください、そのうえで熱中症に留意して今から体調管理をしていきましょう!