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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/05/09 

Vol.293  「ともさん へ」

執筆 院長 小林真哉

※とも:(外部コラムVol.65 著者さん)

足助病院のコラム“結の扉”は掲載し始めて早3年を経て、今や800編を超える勢いです。早川名誉院長・私・足助病院職員・研修医・医学部生そして外部の皆様の“想いの粋”です。コラムのファンは着実に増えていますが、最大のファンで愛読者は私自身です。特に外部の皆様の投稿には毎回心動かされ、正に足助病院のHPのスローガン “降り注ぐ想いで人々の心を波立てたい”を地でいってます。

ともさん、2022.5.6 Vol.65 「私の病気」素敵な写真と文章ありがとうござました。私自身の心を波立たせてくれました。そして、コラムの舞台、桜咲く時期の瀬戸内海は素敵です。私もかつて秋に訪れた地ですので懐かしく思いコラムにいたしました。

某年10月、お昼に鉄板の広島焼(写真掲載※1)を食べたのち、広島電鉄の路面電車(写真掲載※2)に乗車し、広島港からスーパージェット瑞光に乗船して瀬戸内海から厳島神社の赤鳥居(写真掲載※3)が見えてきた情景が思い出されます。
船上で平安時代の平清盛に想いを寄せ、「実は鹿は泳ぐのが得意な動物で本土から泳ぎ着いた鹿が繫栄したのが宮島の鹿なのだ」と知識を深めた日が懐かしいです。
早めの夕食は“あなご飯”(写真掲載)でデザートは焼き立ての“もみじ饅頭”でした。

※1 広島焼

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※2 広島路面電車

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※3 宮島

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姫路城も行きましたね。別名白鷺城(写真掲載※4)は関ヶ原の戦い以降に整備され、白い壁は印象的で優美なだけでなく膨張色でもあり城を大きく見せる効果をねらって使用されたようです。ちなみに足助病院の色は“至極色”の深紫で雅の極みです。
まだまだ、行きましたね。歴史は奈良時代と、とても古い秘湯、塩田温泉は湯治場として少なくとも300年近い歴史があり素敵な、たたずまいでした。
ご当地おでん“姫路おでん”(写真掲載※5)醤油に生姜を溶かしたタレをつけて食べるのは味噌おでんに慣れ親しんだ私にとってはとっても新鮮でした。

※4 白鷺城

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※5 姫路おでん

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コロナ禍で様々な場所に足を運ぶことが制限された2年です。
今後は、感染対策に留意しながら行動範囲を広げていければと思います。
なぜなら、人にとって想い出は唯一無二の大切なものだからです。
そして、その想いを創造するにはその時々の自らの状況、その土地の気候・匂い・・・・を五感いや、六感で体に沁みこませる必要があると思うからです。

ともさん、ありがとうございました!

追伸:広島焼・路面電車・宮島・あなご飯・白鷺城・岡山おでんの写真 添付します。
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