『まだ6月ですよ。 暑いです!』 との声が連日、外来の患者さんと職員から聞かれます。確かに暑いのです。
昨年も暑かったはずなので気象庁のデータを改めて調べてみました。
日・平均気温(℃)・最高気温(℃)・最低気温(℃)で列記してみます。
・2021/6/23: 23.9・29.3・19.6 ⇒ 2022/6/23: 26.4・33.0・22.8
・2021/6/24: 23.4・28.9・18.6 ⇒ 2022/6/24: 26.4・33.2・22.8
・2021/6/25: 22.2・27.8・18.8 ⇒ 2022/6/25: 28.1・35.6・22.9
なんと軒並み、5℃以上も最高気温が高く30℃超えではありませんか!
皆様! 本当に真面目に熱中症には留意してください!
できるだけ外出を控え、こまめに水分を補給したり、屋内でも冷房を使用したり、熱中症に厳重に警戒してください。
群馬県の伊勢崎市で25日午後1時54分、気温40.1℃を観測しました。6月に国内で観測された最高気温として過去最高です。
40℃を超えるだけでも大変なことなのにまだ6月だなんて、日本における過去の最高気温は静岡県浜松市の2020年8月17日の41.1℃でしたので、ひょっとすると日本の最高気温が更新されてしまうかもしれません。兎に角、油断せずに過ごしてください。
特に今、マスクをするのが習慣になっていますが、気温・湿度・ソーシャルディスタンス・換気等に留意して適宜、マスク着用を心がけるようにしましょう。
感染者数が減ってきて、国の施策も緩和されてきています。外に出かけることも多くなると思います。この2年間の巣ごもり習慣で体が慣れるのに少々時間が必要です。
海や川や山とアウトドアライフを楽しむにはいい季節を迎えますが、水難事故と熱中症には十分留意して無理のない計画を立てて楽しみたいものです。
今日は異常な暑さのために緊急啓発コラムを掲載させていただきました。