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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/07/21 

Vol.313 「字を紡ぎ、音を紡ぐ」

執筆 院長 小林真哉

足助ブランディングプロジェクトで様々な〝言葉遊び〟をしている私ですが、この源泉には読書量があると自負しています。

幼少時の漫画(かつては少年ジャンプだった記憶が・・・)から図鑑へ移行し様々な分野の本に向き合うようになりました。
当時、両親は私の資質を見通していて、お小遣いではなく図書館に通うバスの回数券と小さな体で多くの本を借りて持てるリユックサックをプレゼントしてくれたことを思い起こします。
それから、小・中・高校と試験勉強の合間に隠れて読書をするといった一風変わった学生時代を過ごしたのを懐かしく思い出します。
自ら経験することができない世界観や人生観に触れることや登場人物になり勇者や智者・ヒーローなど様々な疑似体験を楽しむことに夢中でした。
その中には憧れた医師が居て、今があります。

当院職員が恐れる院長の「あっ! 降りてきたわ!」の源はこの経験から得られた膨大なボキャブラリーと知的好奇心を磨くトレーニングの賜物です。
時代は変わり本以外の様々な媒体が出回り気軽に手にすることができるので、臨機応変、時代に即した情報習得に努めたいものです。

さて、音を紡ぐに関しては、幼少時のピアノぐらいしか楽器はたしなむほうではありませんでしたが、今では40代半ばで始めたSAXもレパートリーが増えて慰問演奏会の名目下に定期的に人前で披露しております。
なおのこと、本物の紡がれた音に直接触れたい想いは高まりますが、コロナ禍と立場上中々コンサート・ライブに行くことができない日々を送っています。

でも、自ら字を紡ぐことで開いたコラム〝結いの扉〟は様々な出会いを呼び込んでくれます。そして今回は、新たな音楽と出会うことができました。

※「何気ない日常が本当は特別で そんな日々を一つずつ共に紡ぎたい」

素敵なフレーズですね。  ありがとうございます。 ともさん!

※外部の皆様コラム〝 Vol.68 「音楽と読書」 とも〟をご参照ください

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