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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/07/25 

Vol.314  「夏の星座」

執筆 院長 小林真哉

これからの夏休みは屋外での星座観察は感染リスクも少なく、身も心も解放されていいですね。

ちなみに星座の数は48だったのでしょうか?
我々のなじみの星座の数は一般的に太陽の通り道(黄道)上に並ぶ黄道12星座ですね。
おひつじ座、おうし座、ふたご座、かに座、しし座、おとめ座、てんびん座、さそり座、いて座、やぎ座、みずがめ座、うお座 言えましたか?

星座の歴史は約5000年前のメソポタミア地方の羊飼いが明るく輝く星々を結んで、動物や英雄たちの姿を星空に描いたのが始まりで、16世紀までは2世紀ごろのギリシャの天文学者・プトレマイオス(英語名がトレミー)のトレミーの48星座が基本でした。

約1500年もの長い間、このトレミーの48星座は使われてきましたが、16世紀頃になると48星座のすき間の星の観測、「大航海時代」の到来で南の星空が登場してきました。
そして、さらに新たな多くの星座名が出現し、一時期は各々が命名して100を超える星座名が出来てしまったようです。そんなわけで統一性を図るため、  
1928年、国際天文学連合によって夜空が88の区画に分けられ、星座を夜空の星の住所としても使えるようにし、星座の数は全部で88個になりました。
そんなわけで、12・44・88と星座の数があるのです。

さて、表題の夏の星座ですが調べてみると、以下の16星座がありました。

いて座・いるか座・かんむり座・こぎつね座・こと座・さそり座・たて座
てんびん座・はくちょう座・へび座・へびつかい座・ヘルクレス座
みなみのかんむり座・や座・りゅう座・わし座

さて、今夏はいくつの星座に巡り合うことができますでしょうか?

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