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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/08/29 

Vol.322 「鬼ごっこ」

執筆 院長 小林真哉

ある休日の昼下がり「鬼ごっこは何歳までやっていたのだろうか?」ふと思う出来事がありました。
きっかけは、自宅近くの公園の周りで周囲をうかがう子供たちです。

「ん? なにをしているのかな?」と観察してみると鬼ごっこの最中でした。
半世紀ほど前、自分もやっていたあそびの存続に安堵を覚えました。

ところで、一口に鬼ごっこといってもたくさんの種類があるのをご存じでしたか?

・隠れ鬼:鬼は隠れた子を発見してもタッチするまで鬼役は移動しない
・いろ鬼:決めた特定の色に触れていれば、鬼に捕まらない
・こおり鬼:鬼に触れられた子がその場から移動できなくなる。捕まっていない子が「凍った」子にタッチすると、捕まった子も復活できる
・手つなぎ鬼:鬼にタッチされた子が鬼と手を繋いでいく
・ドロケイ:警察組と泥棒組に分かれて、警察組が泥棒組を牢屋に入れていく泥棒組捕まっていない仲間がタッチすることによって再度逃げることができる。
そういえば、某TV番組でも鬼から逃げ切るゲームがよく放送されています。

日本全国の鬼ごっこを集めていくと250種以上、「鬼遊び」という鬼ごっこを含む
広いカテゴリーで数えると2,000種類以上にもなるそうです。

鬼ごっこは教育上もとても有用だそうで、子供たちが全力で走る機会を創成し、体のコントロール能力を向上させることが出来るようになり、鬼の動きを予想したり考えたりする頭脳が鍛えられるそうです。

うーむ、恐るべし鬼ごっこ! 奥が深い遊びでした。

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