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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/09/08 

Vol.325 「ヘルシースナッキング」

執筆 院長 小林真哉

世の中のどんなことでも我慢しすぎると反動がきていけません。
仕事や運動も疲れを我慢して頑張り続けても成果に結びつきません。
働き方改革を意識して十分の休養を取りながら効率よく働きましょう。

話変わって、これから秋を迎えて厚着の季節になると、しもぶくれたお顔はマスクで隠せてもゆるんだおなかは隠せない季節です。
そう、ダイエットを心がけ・備えるシーズンがやってきました。
今日はそんな思いの諸氏への情報をお伝えする内容です。

皆さん、アメリカ発祥の“ヘルシースナッキング”をご存じでしょうか?
「ええっ! 間食していいの・・・ うれしいー」との間違った悲鳴を聞かぬための啓発活動です。
こまめに食べて、極度な空腹状態を作らないことが肝要です。
要するに、軽めの朝食・昼食・夕食をして、食事の間に2〜3回補食するということです。
健康的な間食のことで、空腹による食べ過ぎを防ぎ、太りにくい・素敵な体形を目指す習慣です。
これで、今夏は大丈夫です!

以下に“ヘルシースナッキング”で推奨される項目を列記しますのでご参照ください。
まずもって、間食のタイミングは、朝昼晩の3食の間で1回200kcal以内が目安となります。
次に肝要なのは、1日の総カロリーは変えずに間食のカロリーは3食から引くことです。
お腹の空き過ぎもご法度で、食物繊維やたんぱく質が多いものが推奨されます。
更には、噛みごたえのあるもので満腹中枢を刺激することも大切です。
簡単なようでなかなかできませんが、無理せず一歩づつ頑張りましょう。

鯨飲馬食なんてもってのほかです、医食同源、食生活はとても大切です。   
皆様! 努々、多すぎる間食を完食する生活をされなきようにご留意ください。

※鯨飲馬食:一度の食事で非常に多くのものを食べたり飲んだりすること

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