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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/10/24 

Vol.336 「足助病院ブランディングプロジェクト episode Ⅵ」

執筆 院長 小林真哉

皆様、Making of Movie(メイキング オブ ムービー)はレンタルDVD等の付録映像で見たことはありますね。
今回は、それを実際に見ることになりました。
TV収録はなかなか刺激的で興味深いもので、7・8・9月と数十回と放映していただき皆様の目に触れる機会もあったかなと期待しています。
TV収録の実際を体験し、職員一同プライスレスな経験を積むことができました。

TV収録で今年度のブランディングプロジェクトは中締めかなと思いきや、今度は豊田市を舞台にした映画で足助病院を撮影の重要な拠点にしたいとの行政からの申し入れがありました。

映画の撮影舞台としては2021年10月公開の「僕と彼女とラリー」施設内での撮影協力をした経験がありましたが、今回は比嘉一志監督の〝命〟を題材にした「人って死んだらどうなるの?」そんな単純な疑問から生まれた映画、『光る校庭』です。
コンセプトを聴かせてもらい病院という施設がマスターピースの一つであること、監督自身が地域の出身であること、舞台が豊田市であること等を勘案して企画参加を決断しました。

打ち合わせを重ねる中で足助病院での撮影のボリュームの多いことに一同驚きました。映画の中の30%強のボリュームが足助病院施設内での撮影です。
我々としては感染管理・プライバシー保護を最優先事項として監督・豊田市・職員と入念な打ち合わせをして撮影協力としました。

足助病院での撮影は計丸々3日間休日に行われ、俳優陣・撮影スタッフ・エキストラ・豊田市職員・当院職員+私で総勢50人近い陣容でしたのでなかなかタフな経験となりました。
日頃から、病院としての進むべきベクトルを職員に提示して束ねることに尽力している我が身にとっては、チーム一丸になって映画を製作する姿はとても勉強になり、監督をはじめ、俳優陣、メイクさん、衣装さん、照明さん、音声さん、撮影部隊等々多くの専門家が協力して作り上げる映画は、我々医療の世界のチーム医療に通じるものがあります。
また一つ、プライスレスな経験が自らの人生に刻まれることになりました。

Making of Movieを直に見た映画の実写版を見るのがとても楽しみです。
ちなみに、私は出演していませんので安心して見ることが出来そうです。(笑) 

<お知らせ>
「光る校庭」は 2022.11.19 開催の”とよたいかんぬ映画祭”で上映されます。
とよたいかんぬ映画祭 2022.11.19 11:00~豊田福祉センター ホール
プログラムA/B/Cが各1,000円の入場料です。
「光る校庭」は16:30~プログラムCで約90分の映画になります。

ご都合がつく方は是非、足を運んでくださいな!

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