豊田市・次世代航空モビリティ・協業ネットワークを御存じですか。
豊田市の新たな地域産業として令和3年8月に発足した、SkyDrive(スカイドライブ)を始めとする市内企業同士の協業を促すことを目的とした近未来型の企画です。
SkyDriveは、2018年7月に設立され、空飛ぶクルマ(電動垂直離着陸型無操縦者航空機(e VTOL))の開発・製造・販売・運航サービス、物流ドローンの開発・製造・販売・運用サービス・コンサルティングをするいわゆるベンチャー企業です。豊田テストフィールドが愛知県豊田市足助地区にあり豊田市が様々にかかわっていることから足助病院との縁ができました。
とても夢のある素敵な企業です。
足助病院の関わりは、このモビリティを医療・福祉・介護の現場で有効利用できないかの需要創成のヒントを提供する役割です。
加えて、我々の得意分野でもある災害支援にも関わりました。
まずは、物流ドローン(2019年12月より発売中)で医療・介護用品・食料品を空輸する実証実験です。
社員の方には、僕の院長在任中にいずれ空飛ぶクルマ(2023年発売予定)で訪問診療・看護・リハビリができる時代が来ると言われています。
(ホントかな~ ダイエット必要かな~)
2022年9月某日(防災週間中)巴川にかかる橋が自然災害で倒壊した想定で、川沿いを結ぶ実証実験が行われました。
我々が用意した支援物質を巴川に沿って上空を数百mの距離をドローンが輸送し、当院職員が応急処置を施行する企画です。
当日は、台風11号のため実際の飛行は延期となりましたが、(別日のリハーサルではドローンは勇姿を見せてくれていました)
私自身は、福澤CEO(SKY DRIVE 創業者)と共に記者会見等の説明をさせていただき、職員は実地の救助の模範演技をしてくれました。
今回も、足助病院長という立場でなければ得られなかったプライスレスな経験をさせていただきました。
コラムの最初に近未来型の企画と書きましたが現実のものでした。
元々、足助病院では施設設備点検や広報活動・防災活動に小型の撮影ドローンを駆使していましたが、物流ドローンの構想は既にリアルなものでした。
いつの日に空飛ぶクルマに早川先生と共に飯盛山をこえる日が楽しみです。
早川先生曰く、「俺はもう古希を超えたのだよ、早くしてね!」と