MENU
green

足助病院コラム

Asuke Hospital column

2022/11/10 

Vol.340 「ゴリ押し」

執筆 院長 小林真哉

リーダーシップは大きく2つのタイプがあります。
1つはいささか時代遅れの支配型のリーダーで、今後自然淘汰されていく運命ですので注意しなくてはいけません。
もう1つはサーバントリーダーと呼ばれ、英語でサーバント(servant)は使用人・召使といった意味合いですので、文字通り組織の下で働く部下を支え奉仕することが求められます。
そんなリーダーの元では、組織の雰囲気が良く、モチベーション高く、良い企画が多く発出します。

私自身、病院組織のリーダーとして後者を目指し精進しています。
(そうだよねっ! 職員の皆様・・・笑)

皆さんにアンテナを張り意見調整を図り、決して「ゴリ押し」しないことが必要な訳です。
そこで今日のお題の「ゴリ押し」です。
語源は金沢の郷土料理には欠かせない川魚の「ゴリ」からきていますが、川底にワラの束を押しつけるようにして石にへばりついたゴリを追い込む「ゴリ押し漁」の様子から、「ゴリ押し」という言葉が生まれたようです。
ゴリの調理法では、刺身や唐揚げ、佃煮などが有名です。

漢字表記は川底の岩や小石の下にひっそりと休むよう(隠れるよう)に生息していることから、魚編に休むで「鮴」と表記します。

まあ、訓読みが「ごり、めばる、まて、こち」なので、海釣り専門の早川先生からは「めばるのことでしょ」と言われてしまいそうですが、生態(底でおとなしくしている)が似ているので休むが使われているようですね。

自称マグロ人種(止まっていることが出来ず、常に高速で進んでいる)の早川名誉院長や私とは少々違った魚種のようです。

そんな早川先生がじっと忍耐でめばるを狙っている風景は趣深いものです。

コラム一覧へ戻る