「じゃない方」を選ぶ=「個性を磨く」ことになるのでしょうか?
今年最後のコラムは少々、哲学的な抽象的な内容についてですのでご容赦を。
人生は選択と決断の連続ですね、皆さんも、公私ともに様々な場面で選択と決断を繰り返されてきたことと思います。
私自身は、2019年4月から特に公の選択と決断の機会が増えました。
地域医療の方向性、職員のやりがい等の重要事案が含まれるのでどうしても安全策を取りがちなのが院長の宿命です。
そのような中でも、〝降り注ぐ想いで人々の心を波立てたい〟と足助病院の個性を磨いてきました。
足助病院を知らしめたいという足助病院ブランディングプロジェクトでは様々な仕掛けをして「じゃない方」=「楽をしない方・個性的な方」に導いてきました。
そのような運営・選択ができるように日々の生活を凡事徹底で過ごすことが信頼の礎となりとても大切なこととであると身に染みた一年でした。
地域医療の保持のミッションと医療人としてのプライドに掛けて、当院に対しても容赦なく襲い掛かったコロナウイルス災害を地域住民の方々のご理解の元、職員一同、闘い乗り越えることができました。
〝雨降って地固まる〟〝雨の後には上天気〟〝災い転じて福となす〟
本日のコラムが2022年は最後になります。
今年も、皆様方には大変お世話になりました。
今後共、地域ニーズにマッチした医療サービス提供に精進いたします。
そして、2023年も魅力的な「じゃない方」も模索していきたいと思います。
今後共よろしくお願いいたします。 皆様、良いお年を!
2022.12.29 木 足助病院長 小林真哉