皆様、“聖地巡礼”をされたことがありますか?
実は足助病院にかかりつけの患者様は、自覚なく“聖地巡礼”することになるかもしれないというお話です。
「どうゆうこと?」と思われる方ばかりだと思いますので解説いたします。
“聖地巡礼”を辞書で調べてみると意味合いに2つほどあります。
1つ目は宗教上神聖な土地を信者が参拝して巡り歩くこと、2つ目は小説・映画・アニメなどの舞台となった場所を訪ね歩くことと記載されています。
1つ目でとても有名な宗教行事は世界中のイスラム教徒がサウジアラビアの聖地メッカに集う大巡礼「ハッジ」があります。
例年、8月19日から24日ごろまでの間に200万人以上のイスラム教徒がメッカを訪れます。
2つ目は2000年代に入ってから歌やドラマ・小説・映画などのゆかりの地を訪ね歩く意味で使われ始めたようです。
際立つのが、2016年の新海誠監督の大ヒットアニメ映画『君の名は』で、モデルとなった地域をファンが巡る「聖地巡礼」が街おこしや地域活性化の火付け役となりました。
君の名では主人公の瀧が東京駅から岐阜の飛騨に向かう時に名古屋駅で乗り換えをしたシーンや駅弁の味噌カツが名古屋を聖地の一つとする一助になったと記載されていました。
さて、元に戻って、足助病院はなぜ〝聖地〟になるのでしょうか?
そうです、まだ〝聖地〟ではありませんね。
実はかつて
コラムVol.336足助病院ブランディングプロジェクトⅥでふれた、病院をロケ地の一部に利用していただいた比嘉一志監督の映画〝光る校庭〟が地域の方々の目に触れる一助になる努力を我々はしています。
一人でも多くの方が鑑賞されて心を波立てることを期待しています。
そしてその先に、足助病院が〝聖地〟となることを・・・