2023.4.1から私の院長職も5年目を迎えました。
気負うことなく虚心坦懐に病院運営ができればと思います。
今後共、皆々様のご支援・ご指導をよろしくお願いいたします。
“石の上にも3年”など3にかかわる人生訓は思いつくのですが、精進足らず5にかかわるものが降りてきませんでしたので、
今日は五・5の数に焦点をあてたコラムをしたためました。
五・5、我々に一番身近な5は指の数でしょうか。
昨年、日本から新たな論文が発表されたので解明が進むかもしれませんが、発生学のなぜ5本なのかは研究課題の一つです。
記事をご紹介いたしますので自然科学好きの方はどうぞ。
【2022.10.20:多くの哺乳類の指は5本ある。なぜ5本正しくできるのか。その謎を解く仕組みが分かった、と東京大学の廣川信隆特任研究員らの研究グループが発表した。手足の元となる組織内で細胞を増殖させる「SHH」というタンパク質の濃度の濃淡(濃度勾配)の有無が関係しているという。先天的に指が多い「多指症」の原因解明、がん治療や再生医療の研究にも応用できると期待している。】
と、今、手・指を見ながら検索していて思いました。
指・ゆび・ユビ・5・数・ん? “思索”し過去の実績や将来のビジョンを数えるときは指を折曲げながらしているな~、逆に自らの考えや理念・運営方針を他に示すときはゲンコツからひとつづつ指を伸ばしていっているのかな~と、でも、他に示すときでも人差し指から始めるときは伸ばしていくけど、親指から始める場合は折り曲げていくな~・・・
皆さんどうですか? どのような状況で使い分けていますか?
なんだか、
コラムVol.345「無意識の行為」で触れたイグノーベル賞の領域に入り“思索”の沼にハマリそうなので今日はここまでにします。
今回、敢えて使用した熟語の
“思索”ですが思考とは意味が違います。
【
「思索」は筋道を立てて深く考えることで「思考」はあることについて「ああでもない、こうでもない」と考えて、「ああそうなのか」と一定の結論を得るか、「やっぱり分からない」と諦める過程のこと】と記載されています。
であるならば、今後の病院運営も
「リーダーとして
“思索”を巡らせる日々を粛々と楽しんでいこう」
と、就任五年目に想いを馳せるコラムに変容しました。