皆さんご存知ですか? 8月31日は語呂合わせで、やさいの日なのです。
1983年(昭和58年に)に制定されています。
厚生労働省では、日本人の野菜の摂取量の目標を一日350gとしています。
また、いわゆる旬の野菜は栄養価も高くかつ値段も安いです。
当院の診療圏の皆さんは自宅で野菜を作られる方が多く自給自足されています。
かつて、地域の方々に栄養関連の調査アンケートをさせていただいた時のデータからも、野菜の摂取量が全国平均より多いことがわかっています。
当院のパティオ(中庭)には、名誉院長早川先生の菜園・花壇があり地域の人々、職員、研修医の交流の場となっています。
また、自作の野菜を持ち寄る『贈与のひろば』があり、各々が持ち寄った野菜を頒布して感想を書くという場になっております。
僕自身、その前を通り外来診察に行く時々に、四季折々の野菜を見ることが出来ます。
野菜作りを生きがいの一つとされている方々も多いようです。
野菜に限りませんが農業作業は、日々の天候・季節に留意して頭と体を使うことが多い仕事です。
更に日々、作物の成長を見てモチベーションが上がり、収穫を迎え様々に調理していただけます。その作物を囲み、コミュニケーションの輪が広がります。
この一連のながれが、当院診療圏の住民の皆さんの元気さ・健康寿命の延長につながるのだと思います。
と、当院企画課の腕利きシェフA.Hの夏野菜カレーを堪能しながらコラムに想いをはせるランチタイムでした。