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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/09/12 

Vol.43  「シャープペンシル」

執筆 院長 小林真哉

基本、僕の院長室は開かれています。

職員H:「院長、今、お時間よろしいでしょうか?」 日常業務の一コマです。
職員H:「○月○日のご予定の確認ですが、○○さんが訪問されますが・・・」
僕:「おっ。ちょっとスケジュール確認するね・・・」

僕のスケジュールは共有カレンダーがWeb上にあるのと、個人の手帳で管理しています。そのときは、使い慣れたブルーのA6版の手帳を見ながらの調整です。

僕:「了解 確認しました。よろしく」

と再度シャープペンで書きこみます。ボールペンだと変更したときに消しにくいのでシャープペンを使用しています。
そのシャープペンですが、長さ10㎝ 直径3mmの超極細(勿論通常のシャープペンシルの芯を使用できます)のかわいくスタイリッシュで機能的なものなのですね。職員Hが食いつきましたね・・・

職員H:「えっ 院長 それってなんですか?」
僕:「これか? 僕のこだわりのアイテムだよ・でも、これに食いつく君は偉い・何でも興味を持つことは大切だね・・・・云々・・・・」

まあ、自分の持ち物に反応してもらった自己満足が主なのですけどね。
と言うわけで、今日のコラムはシャープペンに関して掘り下げてみました。

シャープペンシルの名称と由来です。
英語では「メカニカル・ぺンシル」と呼ばれていて、1830年代にアメリカで考案されたようで、第1号の商品名は「エバーシャープ」言ってみればいつまでも尖っている訳です。
大正時代初期に 国産の第1号が誕生し「エバ一・レディー・シャープペンシル」と命名されましてこれが「シャープペンシル」の由来です。

1960年代にぺんてる㈱が細くて強いシャープ芯を開発し画数の多い日本語に至適な0.5ミリ芯が可能となるのと「ノック式」が考案され、シャープペンシルは国民的な筆記具に育ちました。

僕自身も学生時代、受験勉強等にお世話になりましたね。近年は気象予報士の試験勉強でも大変お世話になりました。短時間での記述が多い試験でしたのでいくつもののシャープペンシルを書き易さ・持ちやすさ・疲れにくさ等で検討して数本持参していました。

更に僕自身もリーダーとして、色々な情報に対して「エバーシャープ」で臨まなくてはと思い、今後、日本が対応・対処する高齢化医療もいつか「シャープペンシル」のように世界に普及していくであろうとキーボードをたたく早朝でした。
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