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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2019/10/17 

Vol.50  「敬老の日 partⅡ」

執筆 院長 小林真哉

一月前、9月16日の敬老の日にちなんでコラムを載せましたが、その時に色々とデーターを眺めていたので今日はそれをご紹介するコラムです。
当院も以前より地域を知り適切な医療サービスを提供するために、地域住民の方々・受診される方々・職員の力を借りて様々なアンケート等施行しデーターを集め分析しています。

データーと言うものは様々なサイズのものがありますので、臨機応変に利用していかなくてはなりません。世界⇒日本⇒東海地方⇒愛知県⇒西三河医療圏⇒豊田市⇒当院診療圏・・・等ですね。
我々の手にするデーターは、小さいながらも非常に身近で距離感の近い熱いデーターだと自負しております。そして行政等が大きな規模で扱う数値がビッグデーターですね。(僕の興味の対象である気象は正にビッグデーターの集積です。)
それらの数値が示す傾向は、長期的な計画を立てる時にとても有用です。足助病院も30年後の100周年を視野に入れておりますので、今日は日本の総務省統計局のビッグデーターからです。
以下、前回のコラムでも触れた部分もありますが、幾つか取り上げさせていただきました。

日本の総人口は、2019年9月1日現在の推計では1億2615万人で、4月1日現在では65歳以上は3575万人、2018年のデーターではありますが、男性は1545万人、女性は2012万人です。
更に、64歳未満では男性が多いのに対し、65歳以上では女性が男性より467万人多くなっています。(これからも元気なお姉さま方が増えていきますね。平均寿命からいっても当然でしょうが、更に大切なのは健康寿命でしょうね)
そして総人口に占める高齢者人口の割合は28.1%と過去最高です。(これからも更新していきますね。)
もう一つ特記すべきことは、80歳以上人口は1104万人(同8.7%)で1000万人超えていることです。(あのサッカー界のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウドの母国:ポルトガルの人口と同じなのです。)

いかがでしょうか? これから日本が向かっていく近い将来像が改めて見えてきませんか?
些少なりとも、読んでいただいた方々ご自身のキャリアプラン、ライフプランを考える上でお役立ていただければと、コラムにしてみました。
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