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足助病院コラム

Asuke Hospital column

2020/02/10 

Vol.79  「シニア消費」

執筆 院長 小林真哉

あのハズキルーペは500万本売れているらしいです。購買層で多いのは60代だそうです。
その他は、軽量の掃除機、自動ブレーキ付の自動車も売れ筋です。少なくとも、後者の2つは、僕自身も早々に導入したいなと考えていますが。
所謂、高齢者(65歳以上)は2018年日本では3560万人、中国で1億3000万人、インドで6600万人、アメリカでは4700万人で日本は4位ですが、増加率が高いそうです。
そこらあたりは、足助病院で医療に携わっているとよくわかります。
そして、企業もシニアの多様な生活習慣、多様な嗜好に目を向けています。
企業によっては、作業療法士とタイアップして様々な商品を開発しているようです。

我々は、入院患者さんを診させてもらっている中で、歯磨き・食事・排泄・体動・入浴等々所謂日常の生活に密に触れ、サポートしています。
そこには、必ず要望がありニーズがあります。そして、大なり小なり、皆、同じ道を歩んで行くわけです。
そう考えたら、何事も自分に返ってくるのだなと、自分自身のためになるのだなと・・・思いつつ。

患者さんの朝食風景の広がる病棟に回診に行く日々です。
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